Friday, November 16, 2018

title pic プライバシーなどは筒抜け

Posted by JD on 2014年9月5日

お寺や神社の住職さん、神主さんは、檀家や氏子たちをまとめる側に立ったり、調整役に回ったりしていた。

年中行事では、近所の人たちに手伝いを 頼み、冠婚葬祭を行えば、読経や祝詞をあげて、彼らの喜びや悲しみ、人生の門出に立ち会ってきた。
住民同士や近隣とのトラブルなどを調停することもあっ た。 もちろんいいことばかりではない。住民たちにとってはプライバシーなどは筒抜けだし、お寺や神社の人たちが常に公平な立場で接してくれるとも限らない。
寄付ばかり募る住職や、酒色におぼれる神主もいたかもしれない。
集落単位での暮らしが失われるにしたがって、そういう煩わしさも薄らいでいった。けれどもそれは、自分のことや家の事情を理解した上で、相談に乗ってくれたり、配慮してくれたりする存在を失うことと引き換えにである。  父母の住んでいた土地を離れ、横のつながりを持たずに生涯を終える。それが個々人だけのことであればそれもひとつの選択だろう。

top